案内してくれたのはMauriceの奥さんであるHelene。工房は2階建てになっており、2階部分がギター製作、1階が塗装、乾燥ブースになっていました。10人程度の職人達がそれぞれ担当を持って作業しており、日本ではあまり紹介されていないフラットトップやストラトなどのエレキギター、アーチトップまで手がけるフランスでは珍しい"総合楽器工房"といった佇まいです。その中でもラインの中心はやはりセルマー/マカフェリタイプのギターで、たくさんのボディが仕上がりを待っています。
メイン工房に戻りMauriceにご両親が作るコニャックとピノーをお土産にもらい、Dupontがフランス国内のディーラーをやっているマカフェリ用弦(ドイツ製)のサンプルを数セット頂き、工房を後にしました。ブランド名はPYRAMID、帰国後使ってみましたが、これがなかなか音のバランスも良く、今後当店でも取り扱う予定(9月上旬入荷予定)。
セルマー/マカフェリタイプのギターを作るビルダーの多くは個人工房で、ここまでの大きな規模でやっている所は世界的に見てもありません。また、ギターに使用されるパーツ、ピックアップなどの周辺パーツの殆どが自社製で、そういったパーツを積極的に開発するという事もMaurice本人のセルマー/マカフェリに対する意気込みをヒシヒシと感じる今回の訪問でした。
次回はオランダのEimers工房のレポートをお届けします。現在鋭意作成中!